HSK初心者は何から勉強する?1級・2級の選び方と公式問題の使い方

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HSKを初めて受けるなら、まず1級の公式問題で、聞き取りと読解を数問ずつ試してみましょう。短い音声や文から答えを選べるようなら、2級の会話と読解も試します。日本のHSKは希望する級から受けられるので、1級に合格してから2級へ進む必要はありません。

最初に知りたいのは、何点取れたかより、どこで答えを選べなくなったかです。音は聞こえたのに意味が浮かばなかったのか、文字で読んでも分からなかったのかで、次にやることが変わります。

まず公式問題を開いて、聞き取りと読解を試す

読解から気軽に試すなら、HSK日本実施委員会の無料レベルチェックで筆記1級か2級を選びます。このレベルチェックには聞き取り問題が含まれていません。

音声も使うなら、試験本部の公式問題ダウンロードページを開きます。「Sample Volume」欄で、HSK一级(1級)またはHSK二级(2級)の行を探してください。問題・答えのPDFと、同じ行の听力音频文件(聞き取り音声)を組み合わせます。音声はRAR形式の圧縮ファイルなので、展開してから聞きます。問題・聞き取りの台本・正答は、1級の問題PDF、2級の問題PDFでも確認できます。

最初は全部を解かなくても大丈夫です。聞き取りは冒頭の例で答え方を確認し、続く問題を数問。読解も、写真と文を照らし合わせる問題などを数問解きます。答え合わせの前に、迷った問題番号に印を付けておくと、正解していても当てずっぽうだった問題を拾えます。

HSK1級と2級、どちらから受ける?

HSK2.0の筆記試験では、1級も2級も聞き取りと読解で、作文はありません。1級は聞き取り20問・読解20問、2級は聞き取り35問・読解25問です。最初に級を選ぶときは、問題数よりも、どんな中国語なら答えの根拠をつかめるかを見てみましょう。

  • 1級から準備する目安 短い音声を聞いて写真と照らし合わせる問題や、短い質問に合う返答を選ぶ読解で、よく出会う単語や文の意味から確認する必要があるとき。まずは身近な動作や場所を表す語を、音と短い文の両方で復習します。
  • 2級も候補にする目安 1級の短い文や音声で、どの言葉から答えを選んだかが分かるとき。2級では、二人の会話を聞いて問いに答える問題と、二つの短文の内容を照らし合わせる読解を試します。たとえば会話で話題は分かっても、どちらの人について聞かれたか迷うなら、そこが2級に向けた練習の出発点です。

間違えた問題から、次の勉強を決める

聞き取りで止まったら、台本で意味が取れるか確かめる

迷った問題を一つ選び、PDF後半の听力材料(聞き取りの台本)を開きます。読めばすぐ分かるなら、答えの手がかりになった箇所を音声でもう一度聞き、次は文字を隠して意味を取ってみます。たとえば時刻の聞き違いなら、会話全体を何度も流す前に、時刻を言う一文に戻ります。台本でも意味が分からなければ、その語や文の形を調べてから音声を聞き直しましょう。練習の進め方は中国語のリスニング勉強法にもまとめています。

読解で止まったら、選択肢を分ける言葉を探す

選んだ答えと正答を見比べて、判断が変わる言葉を一つ探します。たとえば、文に出てくる場所だけを見て選んだなら、誰がそこへ行くのか、行くのか行かないのかまで確かめます。語の意味が抜けていたら、その語を短い文ごと見直します。単語の意味は分かるのに文を読み違えたら、中国語の基本語順に戻り、「誰が」「何をする」を文の中で押さえ直します。

次に勉強するときは、復習した問題を解き直してから、同じ形式の未回答の問題を一つ試しましょう。今度は正解したかに加え、何を聞き取ったか、どの言葉を読んで判断したかを確かめます。

日本で受けるときは、受験回の形式を確認

HSK日本実施委員会は、2026年内の日本での通常実施をHSK2.0と案内しています。2027年以降のHSK3.0の導入時期や実施方法は調整中です(2026年11月8日確認)。受験回が決まったら、日本実施委員会の試験形式の案内と日本の試験日程を確認してください。中検も候補にしている方は、HSKと中国語検定の違いで出題の違いを比べられます。

参考資料
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