中国語で物を数えるときは、数字だけでなく「本・张・杯」などの量詞も使います。「2」に二と两がある点も、最初につまずきやすいところです。まずは日常で使う小さな数と、物の数え方を一緒に練習しましょう。
普通話・簡体字を基本に説明します。例文のピンインは元の声調を示し、「一」などの変調は別に説明します。発音の規則はピンイン・四声・変調の入門で確認できます。
0から10と、十の位を覚える
零 líng/一 yī/二 èr/三 sān/四 sì/五 wǔ/六 liù/七 qī/八 bā/九 jiǔ/十 shí
11は十一、12は十二です。20は二十、21は二十一となり、十の前が「十がいくつあるか」、後ろが一の位を表します。数字を一つずつ読み上げる場合とは区別しましょう。
- 十二 shí’èr:12
- 二十 èrshí:20
- 二十二 èrshí’èr:22
ピンインのアポストロフィーは、音節の境目を示しています。大きい数では、千や万の単位と途中の零にも注意が必要です。まずは小さな数量を確実に聞き分けることから始めます。
基本の形は「数+量詞+名詞」
「2冊の本」は两本书 liǎng běn shūです。名詞の前に、数と、その物に合う量詞を置きます。「两书」のように量詞を抜く形は、この数え方では使いません。
| 量詞 | 数えるものの例 |
|---|---|
| 个 gè(数量表現では軽声geになることがある) | 人・リンゴなど |
| 本 běn | 本・雑誌など |
| 张 zhāng | 紙・切符など |
| 杯 bēi | カップに入った飲み物 |
| 件 jiàn | 衣服・事柄など |
| 只 zhī | 動物など |
同じ物でも、個数、容器、ひとまとまりのどれを数えるかで量詞が変わる場合があります。「个は何にでも使える」と覚えず、「本+书」「杯+茶」の組み合わせで残しましょう。
二と两は、場面を分けて覚える
- 二 èr:数字の読み上げ、二十・十二の中、第二のような順序など。
- 两 liǎng:「二つ・二人」の数量を、个・本・杯などの前で言うときなど。
たとえば星期二は火曜日、两天は二日間です。二月は2月、两个月は二か月で、同じ意味にはなりません。時刻の2時は两点と言います。
百・千や度量衡の単位には、二と两の両方が使える場合や言い方の慣習があります。この入門では「すべての量詞の前は必ず两」と一般化せず、まず下の基本例を覚えます。
8つの例文で、数と量詞を確認する
- 我有两本书。
Wǒ yǒu liǎng běn shū.
私は本を2冊持っています。 - 我要一杯茶。
Wǒ yào yī bēi chá.
お茶を1杯お願いします。 - 请给我三张票。
Qǐng gěi wǒ sān zhāng piào.
切符を3枚ください。 - 桌子上有两个苹果。
Zhuōzi shàng yǒu liǎng ge píngguǒ.
机の上にリンゴが2個あります。 - 今天是星期二。
Jīntiān shì xīngqī’èr.
今日は火曜日です。 - 他是第二名。
Tā shì dì-èr míng.
彼は2位です。 - 现在两点。
Xiànzài liǎng diǎn.
今は2時です。 - 这本书二十二元。
Zhè běn shū èrshí’èr yuán.
この本は22元です。
「一杯」の一は、第一声の bēi の前なので、実際には yì と読みます。「两本」のように第三声が続く部分にも変調があります。元の記号を一音ずつ読むことと、つなげた発音を区別してください。
練習問題
- 2冊の本:[二/两]本书。自然な基本形を選びましょう。
- 切符3枚:三[个/张]票。量詞を選びましょう。
- 2月と二か月は、二月・两个月のどちらですか?
- 22を中国語で書きましょう。
答えと解説
- 两本书。個数を数える「2」を本の前に置く基本例です。
- 三张票。切符には张を使えます。
- 2月は二月、二か月は两个月です。
- 二十二。二十に二を足す形です。
次は身の回りの物を三つ選び、数量と量詞をノートに残してみましょう。復習の形は中国語ノートの作り方が参考になります。
参考資料
- 東京外国語大学:数の言い方、量詞、時刻の言い方
- 台湾教育部《國語辭典簡編本》:特殊單字體例(量詞の形・用法の説明)
確認日:2026年10月26日。例文・問題は学習用に作成しました。
