中国語単語の覚え方|音・意味・用例と三方向の復習テンプレート

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中国語の単語を覚えるときは、漢字と日本語訳を眺める練習に、音を聞くことと、答えを隠して思い出すことを足すと、確かめる内容がはっきりします。読めるのか、聞いて意味が取れるのか、自分から言えるのかを分けてみましょう。

単語帳をきれいに仕上げる前に、今日使う短い会話から数語を選びます。ここでは移動の場面を例に、一語の記録、三方向の出題、忘れた語の扱い方を具体的に進めます。

一語に、音・意味・用例を付ける

まず地铁を覚えるとします。漢字から「地下鉄」と連想できても、dìtiěを聞いて同じ語だと分かるとは限りません。教材の音声を聞き、二つの音節と声調を確かめてから、短い用例へ戻します。

例文は普通話・簡体字です。ピンインは元の声調で表記し、軽声には声調記号を付けません。

地铁を記録する例
語と読み地铁 dìtiě
今回の意味地下鉄
短い用例我坐地铁去。
Wǒ zuò dìtiě qù.
私は地下鉄で行きます。
一緒に使う形坐地铁 zuò dìtiě(地下鉄に乗る)
音声の場所使った教材名、課・台詞番号など、聞き直せる場所。

最初から辞書の意味を全て写す必要はありません。今読んだ会話での意味と使い方を残し、別の意味に出会ったら追加します。坐は椅子に「座る」ほか、坐地铁では乗り物を利用する意味になります。日本語一語だけで固定しないよう、まとまりも残しましょう。

三つの方向で、答えを隠して出題する

一枚のメモでも、どこを隠すかで問題が変わります。目的が「聞いて分かる」なら音から意味、「自分で言う」なら場面から発話を確かめます。

そのまま使える復習の記入欄
方向見せる・聞くもの自分の答えと確認
音→意味教材の地铁の音声。文字と訳は隠す。意味:__/聞き違えた音:__
文字→音地铁。ピンインは隠す。自分の読み:__/見本との差:__
場面→発話行き方を聞かれ、「地下鉄で行く」と答える場面。自分の文:__/直した箇所:__

答えを見ながら「知っている」と思った回と、隠して答えられた回は分けます。音を聞いて意味が分かっても、声調を付けて言えないことはあります。三つとも丸にすることを急がず、今使いたい方向を一つ選んでください。

一度覚えた語を、別の日に出し直す

最初に確認した後、別の作業を挟んでから再出題します。次の日や後日の短い枠でも確かめ、すぐ出る語は少し間を空け、忘れた語は近い回に戻します。日数を固定して守るより、答えられたかを見て調整します。

たとえば地铁を含む文を今日は読めたとします。次回は文字を見せず、教材の音声から意味を答えます。その次には、乗り物を尋ねる質問へ返答します。

你怎么去学校?
Nǐ zěnme qù xuéxiào?
どうやって学校へ行きますか。

我坐地铁去。
Wǒ zuò dìtiě qù.
地下鉄で行きます。

文全体が難しければ、最初は地铁だけを答えてから文へ戻します。聞かれたことに対して交通手段を選べるかが、この回で見るところです。単語カードの並び順も替え、いつも前の語を手がかりに答えていないか確かめましょう。

意味が近い語より、まず一つの使い方を確かめる

一日に増やす語は、今の会話で使うものに絞れます。学校、明天、坐などを組み合わせれば、地铁の用例を少し変えて練習できます。似た漢字や音を一度に大量に並べて混乱するなら、まず一語ずつ文の中で確認します。

我明天去学校。
Wǒ míngtiān qù xuéxiào.
私は明日学校へ行きます。

我今天不去学校。
Wǒ jīntiān bù qù xuéxiào.
私は今日学校へ行きません。

明天と今天を入れ替えるだけでなく、去と不去の意味も確かめます。不はここではbùと表記し、発話では次のqùが第四声なのでbúになります。発音があやふやなら、ピンインと声調へ戻れます。

忘れた語は、どこで止まったかを残す

  • 音から意味が出ない:文字を開き、見本をもう一度聞く。音と意味を結び直してから隠す。
  • 文字から読みが出ない:ピンインと声調を確認し、語だけ、短い文の順に読む。
  • 意味は分かるが文にできない:教材の用例へ戻り、動詞や語順を確かめる。
  • 別の語と混ざる:混ざった二語の意味と読みを、それぞれの短い用例で確認する。

すぐに答えが出なければ、長く推測し続ける前に正しい形を確認します。その場で写して終わらず、別の問題を挟んで再び隠して答えてみます。「忘れた」だけより「文字では分かるが、音では分からない」と書く方が、次の作業を選べます。

単語帳と会話の両方に戻る

カードやアプリは、答えを隠して出し直すための道具として使えます。自作か既製かより、読み・意味・用例が確かで、間違えた語を再び確認できるかを見てください。カード作りだけで時間が尽きるなら、既存の教材へ印を付ける方法でも構いません。

数語を復習したら、元の短い会話も聞き直します。一語の訳を答えられることと、文の中で役割をつかむことを行き来しましょう。記録を整理したい方は中国語ノートの作り方、文を組み立てたい方は基本語順へ進めます。

確認問題

  1. 地铁の意味とピンインを答えてください。
  2. 地铁の音声を聞いて日本語の意味を答えるのは、三方向のうちどれですか。
  3. 「私は地下鉄で行きます」を、坐を使って言ってください。
  4. 文字では意味が分かるのに、聞くと分からない語がありました。次の復習を一つ提案してください。
答えと解説
  1. 地下鉄。dìtiěです。地は第四声、铁は第三声です。
  2. 音→意味です。文字→音、場面→発話とは分けて確かめます。
  3. 我坐地铁去。
    Wǒ zuò dìtiě qù.
  4. 文字と見本音声を照合し、読みを確かめてから、文字を隠して音だけで意味を答える練習など。目的は、知っている文字と聞いた音を結ぶことです。
参考資料

TUFS言語モジュール(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)

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