「明日、雨が降らなければ自転車で行く」「この服が小さければ大きいサイズに替える」。まだ決まっていないことを条件にして、次にどうするかを話すときに、如果・就が使えます。
如果は「もし〜なら」、就はその条件を受ける後半をつなぎます。二つをセットで覚えたら、「何が条件で、誰がどうするか」を具体的に入れて、自分の予定に使ってみましょう。
如果+条件、主語+就+すること
如果はrúguǒ、就はjiùです。「如果A,就B」のAに条件、Bにその条件の下での行動や結果を置きます。後半に主語を出すときは、主語を就の前に置きます。
- 如果明天不下雨,我们就骑车去。
Rúguǒ míngtiān bù xià yǔ, wǒmen jiù qí chē qù.
明日、雨が降らなければ、私たちは自転車で行きます。 - 如果这班车太挤,我就等下一班。
Rúguǒ zhè bān chē tài jǐ, wǒ jiù děng xià yī bān.
この便が混みすぎていたら、私は次の便を待ちます。 - 如果你没有词典,就先用这本。
Rúguǒ nǐ méiyǒu cídiǎn, jiù xiān yòng zhè běn.
辞書を持っていなければ、先にこの辞書を使ってください。
1の後半は「我们+就+骑车去」です。2は、車内が混んでいるかどうかを条件に、次を待つと決めています。3は相手への提案で、後半の主語も你だと分かるため繰り返していません。この本が何かは词典から分かるので、这本の後ろの词典も省いています。
如果の文は、話し手が条件を仮に置く形です。1だけでは明日の天気が晴れだと決まったことにはなりません。実際に雨が降った場合の行動も、この一文では述べていません。読解で「雨なら必ずバス」とまで読み足さないようにしましょう。
你如果の順も使える。就は後半の主語の後ろ
- 你如果今天有空,就给我回个消息。
Nǐ rúguǒ jīntiān yǒu kòng, jiù gěi wǒ huí ge xiāoxi.
今日時間があれば、私に返事をください。 - 如果你想坐下,就坐在这里吧。
Rúguǒ nǐ xiǎng zuò xià, jiù zuòzài zhèli ba.
座りたければ、ここに座ってください。 - 如果这件衬衫太小,就换大一号的。
Rúguǒ zhè jiàn chènshān tài xiǎo, jiù huàn dà yī hào de.
このシャツが小さすぎたら、一つ大きいサイズのものに替えましょう。
4のように、最初の主語を如果の前へ出すこともできます。違う主語が後半にあるなら、たとえば「如果你有空,我就……」のように我を就の前へ置きます。「如果が文頭でなければ間違い」と覚える必要はありません。
5は吧を添えて席を勧める文、6はサイズが合わなかった場合の対応です。後半は出来事の報告だけでなく、提案や依頼にもできます。6の大一号的は「一つ大きいサイズのもの」で、何を替えるかは前半の衬衫から分かります。
否定や完了も、条件の内容に合わせて入れる
- 如果我没听清楚,就请你再说一遍。
Rúguǒ wǒ méi tīng qīngchu, jiù qǐng nǐ zài shuō yī biàn.
もし私がはっきり聞き取れなかったら、もう一度言っていただくようお願いします。 - 如果你已经看过这篇文章,我们就换一篇。
Rúguǒ nǐ yǐjīng kànguo zhè piān wénzhāng, wǒmen jiù huàn yī piān.
この文章をもう読んだことがあれば、別の文章に替えましょう。 - 如果到六点他还没来,我们就先吃饭。
Rúguǒ dào liù diǎn tā hái méi lái, wǒmen jiù xiān chī fàn.
6時になっても彼がまだ来なければ、私たちは先に食事をします。
7は「聞き取れなかった場合」、8は「すでに読んだ経験がある場合」を条件にしています。条件の中に没や过を使っても構いません。「もし」だから、動詞や副詞を全て肯定の形に戻すわけではありません。
9は、来ないという判断をする時点も六点で示しています。今すでに来ていないという報告に限らず、「6時の時点でまだ来ていなければ」というこれからの取り決めとして使えます。还没を見たら、何を基準にまだなのかまで読むと、待ち合わせの意図が分かります。
的话で条件の区切りを示すこともできる
- 如果今天不方便的话,我们就改天再谈。
Rúguǒ jīntiān bù fāngbiàn de huà, wǒmen jiù gǎitiān zài tán.
もし今日都合が悪ければ、別の日に改めて話しましょう。
的话は条件の節の終わりに置く表現です。この例は「如果+条件+的话」と組み合わせています。的话を毎回付ける必要はなく、外しても基本の条件関係は変わりません。会話では、要是yàoshiが如果に近い働きをする例もあります。最初は基本形を一つ選んで練習すれば十分です。
たとえば日程調整なら、A「今日は忙しいです」と聞いて、Bが例文10で別の日を提案する会話にできます。日時だけを替えるなら今天を明天にします。相手が忙しいのか、自分が忙しいのかを明確にしたければ、你や我も加えてください。
一……就……の「〜するとすぐ」とは分けて読む
如果……就……は条件を置く形です。一……就……には、二つの出来事が近接して起きることを示す使い方があります。同じ就があるからといって、どの文も「すぐ」と訳すと不自然になります。1の就は、明日すぐ自転車で出発するという速さを伝える中心ではありません。
短い作文では、条件を先に一つ決め、後半に自分が選ぶ行動を置きます。「空いていれば読む」「分からなければ聞き返す」など、誰が何をするかを具体的にすると使い方を確認できます。結果が現実に必ず起きるという主張と、会話での予定・提案は区別しましょう。
否定は不と没、経験を含む条件は过の使い方、依頼の表現は感謝・謝罪と返答も参考になります。
確認問題
- 「如果明天不下雨,我们就骑车去。」から、明日は雨が降らないと確定していますか。
- 語を並べて、後半を作ってください。「如果你有空,[给你/就/我/打电话]。」意味は「あなたが空いていれば、私から電話します」です。
- 「もし6時になっても彼がまだ来なければ、私たちは先に食事をする」を、例文の形で言ってください。
- 例文10の的话を取ると、必ず文法的に誤りになりますか。
答えと解説
- いいえ。雨が降らない場合を条件として置いているだけです。雨の場合に何をするかも述べていません。
- 我就给你打电话。 Wǒ jiù gěi nǐ dǎ diànhuà. 後半の主語我は就の前です。
- 如果到六点他还没来,我们就先吃饭。 Rúguǒ dào liù diǎn tā hái méi lái, wǒmen jiù xiān chī fàn.
- なりません。「如果今天不方便,我们就改天再谈。」でも、条件とその場合の提案を表せます。
