中国語の基礎単語30語一覧|初心者が短文を作る使い方・例文と4問

この記事は約6分で読めます。

中国語の単語を少し知っていても、「どれをどう並べれば一文になるのか」で止まることがあります。まずは誰が・何をする・何を、どこへを選べる語から、短い文を作ってみましょう。

ここでは、初心者が短文に使う30語を用途別にまとめます。今日は全部を覚えるより、表から動詞一つと、その後ろに置く物や場所を一つ選んでみてください。飲む物や行く先を替えるだけでも、伝える内容を変えられます。

普通話・簡体字で紹介します。ピンインは元の声調を基本にし、軽声には声調記号を付けません。日本語は今回の使い方に合わせた意味です。

主語に使う5語:誰の話かを決める

自分・相手・ほかの人
簡体字ピンイン日本語短文での使い方
我wǒ私自分がすることを、我+動詞で述べる。
你nǐあなた相手の行動や希望を尋ねる。
他tā彼話題の男性を指す。
她tā彼女話題の女性を指す。
我们wǒmen私たち自分を含む複数の人の行動を述べる。

他と她は字が違っても、普通話ではどちらもtāです。音だけで男性・女性を区別するのではなく、前後の話から誰を指すかを取ります。我们のmenは軽声です。なお、これらの語は主語以外にも使いますが、最初は文の前で「誰が」を決める練習に使えます。

動作や関係を伝える8語

伝えたい内容を動詞から選ぶ
簡体字ピンイン日本語短文での使い方
是shì〜である何であるか、誰であるかを述べる。
有yǒu持っている/ある我有+物、で持ち物を伝える。
去qù行く去+場所、で行く先を伝える。
来lái来る話し手などの基準の場所へ来ることを述べる。
买mǎi買う买+品物、で何を買うかを伝える。
喝hē飲む喝+飲み物、を一組にする。
看kàn見る/読む書物なら読む意味にもなる。
吃chī食べる食べる物を後ろへ置く。吃饭は食事をすること。

看を一律に「見る」と訳すより、後ろの物と一組で確認します。是も、日本語の文末が「です」ならいつでも入れる語ではありません。物の同定をする文と、動作を伝える文を分けてみましょう。

身近な物・場所の9語

動詞と組み合わせる物や場所
簡体字ピンイン日本語短い使い方
书shū本、書物买・看・有の後ろへ置ける。
茶cháお茶喝と組み合わせて、飲む物を伝える。
水shuǐ水飲む物を水に替えるときに使う。
咖啡kāfēiコーヒー喝の後ろへ置く。
饭fànご飯/食事吃饭というまとまりでも使う。
衣服yīfu服、衣類买の後ろに置く。fuは軽声。
车站chēzhàn駅、停留所去の後ろへ置いて行き先を伝える。
学校xuéxiào学校行き先を学校に替えるときに使う。
家jiā家、家庭我家で自分の家を表す形が使える。

车站だけでは、どの駅・停留所かはまだ特定できません。実際に場所を伝えるときは、駅名なども一緒に確認します。学校や家は場所としても使えますが、看・喝・去の後ろへ、どの名詞でも自由に入るわけではありません。

指す・数える・尋ねる・否定する8語

単語の関係を作る語も一緒に
簡体字ピンイン日本語使う位置・まとまり
这zhèこれ、この这是…で「これは…」。この本なら这本书。
什么shénme何分からない物の位置へ置く。meは軽声。
几jǐいくつ、いく〜几本书で本が何冊かを尋ねる。
本běn〜冊書物を数える量詞。数+本+书。
杯bēi〜杯コップなどに入る飲み物を数える量詞。
不bù〜しない/〜ではない動詞などの前に置く。ここでは不喝。
没有méiyǒu持っていない/ない我没有+物。所有の有の否定に使う。
吗ma〜ですか/〜しますか当てはまるかを尋ねる文の末尾。軽声。

「本」という日本語の書物は书、中国語の本は今回「冊」という単位です。数えるときは、数と书の間に本を入れます。2冊なら两本书、3冊なら三本书です。两はliǎng、三はsān。数量を加える形は、この後の例で使ってみましょう。

30語から短い文を作る8例

最初は、動作とその対象を一組にし、前へ主語を置きます。訳を隠して「誰が・何をする・何を、どこへ」を拾ってみてください。

  1. 我买书。
    Wǒ mǎi shū.
    私は本を買います。
  2. 她看书。
    Tā kàn shū.
    彼女は本を読みます。
  3. 我们去车站。
    Wǒmen qù chēzhàn.
    私たちは駅・停留所へ行きます。
  4. 你喝什么?
    Nǐ hē shénme?
    何を飲みますか。
  5. 我不喝咖啡。
    Wǒ bù hē kāfēi.
    私はコーヒーを飲みません。
  6. 我有两本书。
    Wǒ yǒu liǎng běn shū.
    私は本を2冊持っています。
  7. 她没有书。
    Tā méiyǒu shū.
    彼女は本を持っていません。
  8. 这是水。
    Zhè shì shuǐ.
    これは水です。

1・2は同じ书でも、买と看で動作が変わります。3は去の後ろが目的地です。4は何を飲むかを尋ねているので、物の位置に什么があります。この基本の疑問詞疑問文へ、さらに吗を足す必要はありません。

5は飲まないという習慣や意思の文、7は持っていないという所有の否定です。有を否定するときは不有にせず、没有を使います。8は、指した物が水だと説明する文です。1〜7にも日本語訳の文末に「ます・います」がありますが、その理由で是を足す必要はありません。

声に出すときは、6の我有两本のように第三声が三つ以上続く部分にも注意します。実際の読み方には語のまとまりも関わるため、元調の記号を一字ずつ同じ形で読み続けず、短いまとまりごとに見本と照合しましょう。不は第四声の直前では通常búになります。

語順・主語・数量を替える4問

  1. 「私は本を買います」になるように、买/书/我を並べてください。
  2. 例文2の主語だけを「彼」に替えてください。字と音は、それぞれどう変わりますか。
  3. 例文6の「2冊」を「3冊」に替えてください。本は残しますか。
  4. 「私は本を持っていません」:我(不有・没有)书。どちらを選びますか。
答えと理由を見る
  1. 我买书。
    Wǒ mǎi shū. 誰が+買う+何を、の順です。
  2. 他看书。
    Tā kàn shū. 她から他へ字が変わりますが、どちらもtāなので音は変わりません。
  3. 我有三本书。
    Wǒ yǒu sān běn shū. 本は残します。数+量詞+名詞という組み立ては同じです。
  4. 没有。我没有书。
    Wǒ méiyǒu shū. 所有を表す有の否定には没有を使います。

つまずいた所から、次の練習を選ぶ

場面へ進むなら、喝・杯は飲食店の注文、买・衣服は買い物の会話、去・车站は交通機関の会話で使えます。まず一場面を選び、表の語が文のどこにあるか探してみましょう。

覚えた語を後日出し直す方法は単語の覚え方へ。さらに語を増やす本を探したいときは、単語帳・語彙本の比較で、音声や用例を確かめられます。

参考資料

TUFS言語モジュール(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)

確認:2026年11月1日。

タイトルとURLをコピーしました