「2時」と「2時間」。中国語でも、この二つは別の言い方です。待ち合わせの時刻を伝えるなら点、かかった時間や練習の長さを伝えるなら小时・分钟などを使います。いつするのか、どのくらいするのかを分けて覚えましょう。
時刻は「数字+点+分」
何時は几点、何分は数字に分を付けて表します。点はdiǎn、分はfēnです。2時には二ではなく两を使い、两点と言います。
- 现在几点?
Xiànzài jǐ diǎn?
今、何時ですか。 - 现在两点十分。
Xiànzài liǎng diǎn shí fēn.
今は2時10分です。 - 我们下午三点见。
Wǒmen xiàwǔ sān diǎn jiàn.
午後3時に会いましょう。
会話では、上午・下午・晚上などを添えると時間帯が分かります。3のように、予定の時刻は動詞の前に置けます。「何をするか」だけでなく、午前か午後かも一緒に確かめましょう。
半・刻・差の言い方もある
30分は半bàn、15分は一刻、45分は三刻という言い方があります。「何分前」を表すときは差chàを使い、足りない分数の後に、これから来る時刻を置きます。
- 我每天七点半起床。
Wǒ měitiān qī diǎn bàn qǐchuáng.
私は毎日7時半に起きます。 - 现在两点一刻。
Xiànzài liǎng diǎn yī kè.
今は2時15分です。 - 差五分八点。
Chà wǔ fēn bā diǎn.
8時5分前です。
6は7時55分のことです。差の後の五分を、8時を過ぎた5分と取り違えないようにしてください。慣れるまでは、七点五十五分のように、時と分を順に伝える方法で構いません。
5の一刻は元の声調でyī kèと示していますが、発話では第四声のkèの前でyí kèとなります。数字だけで読む一や、1月・1日の順序を示す一とは、読み方が異なる場合があります。
長さは「两个小时」「十分钟」
2時間は两个小时、10分間は十分钟です。两点が時計の2時なのに対し、两个小时は長さを表します。小时の前では、一个小时・两个小时のように个を使う形から覚えるとよいでしょう。
- 我想休息十分钟。
Wǒ xiǎng xiūxi shí fēnzhōng.
私は10分間休みたいです。 - 她每天学习一个小时。
Tā měitiān xuéxí yī ge xiǎoshí.
彼女は毎日1時間勉強します。 - 我们等了二十分钟。
Wǒmen děngle èrshí fēnzhōng.
私たちは20分待ちました。
このように、動作が続く長さは動詞の後ろに置く形が基本です。「私は8時に勉強する」と「私は1時間勉強する」では、時間を表す言葉の役割と位置が違います。まずは何時か、何時間かを日本語でも言い分けてみましょう。
目的語がある文は、動詞を繰り返す形も使う
「中国語を2年間勉強した」のように、勉強する対象と長さを両方伝えるときは、次のような形があります。
- 他学汉语学了两年。
Tā xué Hànyǔ xuéle liǎng nián.
彼は中国語を2年間勉強しました。
学汉语という動作を述べた後、学了两年でその長さを加えています。目的語を伴う文には別の語順もあり、何でも動詞の後ろに時間を足せばよいとは限りません。初めはこの一つの形で、期間を変えて練習してみてください。
動作の後から経った時間を表すこともある
- 他来这里两年了。
Tā lái zhèlǐ liǎng nián le.
彼がここへ来てから2年になります。 - 你每天学习多长时间?
Nǐ měitiān xuéxí duō cháng shíjiān?
あなたは毎日どのくらいの時間、勉強しますか。
11の两年は、2年間ずっと移動して来ていたという意味ではありません。到着してから今までの長さです。動作の種類によって、続いた時間なのか、その後に経った時間なのかが変わる場合があります。
12には一个小时、三十分钟など、自分の学習時間で答えてみましょう。日付や月の長さを区別するときも、二月と两个月のような違いがあります。数字の基本は二・两と量詞、文の了は了の基本で整理できます。
確認問題
- 2時は两点・两个小时のどちらですか。2時間はどちらですか。
- 差五分八点は、7時55分・8時5分のどちらですか。
- 10分間休みたい。「我想休息(十点・十分钟)。」ではどちらを選びますか。
- 他来这里两年了は、どの時点から2年経ったことを表しますか。
解答を見る
- 2時は两点、2時間は两个小时です。
- 7時55分。8時まであと5分という順で表します。
- 十分钟。時刻ではなく、休む長さを動詞の後ろに置きます。
- ここへ来てから2年経ったという意味です。移動に2年かかったという説明ではありません。
時刻に日付や曜日を組み合わせると、待ち合わせの予定を詳しく伝えられます。相手の都合も確かめたいときは、予定調整や確認の基本表現を練習しましょう。
参考資料
TUFS言語モジュール(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)
